狭いのであまり部屋にはいませんでした

私の初めての一人暮らしは社会人2年目からでした。それまでは実家暮らしでしたが、父親が転勤をすることになり、元々が父親の会社の社宅であったことから引越しを余儀なくされました。同じ街で一人暮らしを始めても良かったのですが、私の職場からも遠く家賃も決して安くないエリアだったので通勤重視で住む街を決めました。

 

私の選考基準としては職場まで1本で行けること。欲を言えば終電の遅いJRであることでした。そうして見つけたのが会社のある駅から電車で20分ほどの場所にある物件でした。駅からは10分ほど歩くのですが、スーパーやコンビニがある道を通って行くルートだったので夜でも安心でしたし、むしろそれくらいの距離の方がいろいろと買いものをしてから帰ることができて便利でした。

 

借りたのは大通りに面した築20年ほどのマンションです。家賃が安めだったのでオートロックのようなセキュリティはありませんし、宅配ボックス等の便利な設備もありません。ごくごくありきたりな賃貸マンションでした。間取りは2Kではありましたがキッチンは3畳ほどで部屋も8畳の部屋が縦に並んでいるだけでした。収納もほとんどなかったので衣装ケースや、箪笥を置かなければならず、結果的には1部屋をほぼ潰すことになり、狭かったです。

 

お風呂とトイレは別々ではありましたが、洗面台はお風呂場にあり洗面所もなかったので落ち着かなかったのを覚えています。いつもキッチンで裸になってお風呂に入っていました。大通りに面していたことで夜も車の音が激しく、窓を開けることができませんでした。冬場も隙間風があるのかとても寒く、冷暖房は欠かせないアイテムになっていた記憶があります。

 

初めての一人暮らしということでいろいろと物を買ってしまいましたが、前述のように狭くて起き場所がないのでほとんど生かされることはありませんでした。あまりごちゃごちゃした家は好きではないので休日は栄えている駅の反対側で過ごしたりしてあまり家に戻らなかった記憶があります。